ピアノとアコーディオンでは必要な筋肉が違う?

アコーディオン
A君
A君

見て見て!いつでも指のトレーニングが出来るように器具を買ったんだ!これでアコーディオンに触れない時間も指を鍛えられるよ!

TETSUYA
TETSUYA

よく見るトレーニング器具ですけど,果たして意味があるかな…

楽器店に行くと,指のトレーニング器具が売ってあるのを目にします。

こういうやつです↓↓


DELLING デリング ハンドトレーナー 1.8~3.2KG 各指調節可能 ピアノ ギター ベース 弦楽器 ギター 練習 指 筋トレ グッズ 軽量 携帯型 握力 トレーニング ブラック

ピアノの指のトレーニングとして活用している人が多いようです。

私もその1人で,この器具を持っています。

どうしてもピアノに触れない日などはこのトレーニング器具を使っていますが,使っていてふと気づいたことがあるのです。

TETSUYA
TETSUYA

確かにピアノは弾きやすくなったけど,アコーディオンはそうでもないな…どういうこと?

ピアノの場合

ピアノでは指を振り下ろす力(速さ)で音が変わる

ピアノは鍵盤とハンマーが連動しており,指で鍵盤を押すとハンマーが弦を叩いて音を出す仕組みです。つまり,鍵盤の叩き方で音が変わってきます

速く深く鍵盤を叩けば,大きな音が出ますし,ゆっくり浅く叩けば,小さな音を出すことが出来ます。

つまり,ピアノでは指を振り下ろす力が強いと表現力が広がるのです。

振り下ろすためには,指を高く上げなければなりません。

ピアノは減衰振動系の楽器

ピアノは減衰振動系の楽器です。

鍵盤を押した直後が最も音が大きく,音が出た後はその音を変える術はありません。
出た音は減衰していくだけです。

鍵盤を叩いた後,その指がどうなろうと音には関係ないのです。

鍵盤から指を離すとダンパーという減衰を止める装置が弦に触れて音を完全に止めますが,ペダルを踏んでいると,このダンパーは上がったままなので,鍵盤から指を離しても離さなくても同じ音が出ます。

つまり,ピアノでは指を上げるのは振り下ろすための準備であって,音の出方にはあまり影響を及ぼさないことがわかります。

トレーニング方法

ピアノは指を振り下ろす力が音色に直結する重要な行為なので,指を上げる力と下ろす力のどちらが音色に与える影響が大きいかを考えると,下ろす力です

下ろす力を鍛えるのは,先ほど紹介したような器具で鍛えることが出来ます。

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これで独立させて指を握り込めば,振り下ろすのに必要な筋肉が鍛えられます。

アコーディオンの場合

アコーディオンはいくら打鍵の力を変えても音は変わらない

アコーディオンは鍵盤を押すことで特定の場所の空気の通り道を作り,その空気でリードを振動させて音を出しているので,いくら強く鍵盤を叩いても,弱く叩いても,音は変わりません

音の大きさを変えるのは蛇腹の操作です。

蛇腹を速く動かすと大きな音が出て,ゆっくり動かすと小さな音が出ます。

アコーディオンは自励振動系の楽器

アコーディオンは自励振動系の楽器です。バイオリンなどと同じように,連続的に音を出し続けることが出来ます。

鍵盤を押して蛇腹を動かしている間,音が出続けますが,鍵盤から指を話すと空気の流れが止められ音が出なくなります。

つまり,蛇腹を動かしている演奏中に音を止めるには,鍵盤から指を離すしかありません。

これがピアノとの大きな違いです。

ピアノは鍵盤を叩いた瞬間が最も音が大きく,後は減衰するだけなので,鍵盤を叩いた後の指の状態はそこまで大切ではありませんが,アコーディオンの場合は,指を離さないと連続的に音が出続けるため,鍵盤から指を離す行為がとても大切です。

TETSUYA
TETSUYA

ピアノでは指を上げる速さが遅くてもあまり気になりませんが,アコーディオンの場合は指を上げる速さが遅いと,音が残るのでかなり気になります。

トレーニング方法

アコーディオンの場合は,ピアノと違って,鍵盤を叩く力は関係ないので,ピアノと同様のトレーニングをしてもあまり意味はありません。

意味があるとすれば「指を独立に動かす練習」というだけです。

アコーディオンでは指をいかに思い通りに上げることが出来るかで,音を操れるかが決まります。それなら,指を上げる練習をしたほうが良いですね。

そこで試したのがこちら↓↓

ボルダリング トレーニング 指 フィンガー セット ケース付 ccr (指を広げる)

指がそれぞれひっぱりあうことで,指を上げる力をつける物です。

楽器用ではありませんが,お試しで使ってみました。

使用するとこのような感じになります。

今まで気にしていなかった筋肉がしっかり使われることを感じます。

TETSUYA
TETSUYA

アコーディオンの練習をする時は,もっと指を上げることを意識しようと思うようになりました。

ピアノではきれいに振り下ろすことを意識していたので,はじめは慣れずに苦戦しましたが,しばらくトレーニングしているうちに楽になってきます。

このトレーニングをした後にアコーディオンを弾くと,凄く指が滑らかに動いてくれました。

指を上げるのが速くなったことで,速い曲でも直前の音が残らずきれいに演奏出来るようになっていると思います。

楽器用ではないので,どうかなと思いましたが,思ったよりも効果が現れよかったです。

1番のトレーニングは楽器を弾くこと

言われなくてもわかっているとは思いますが,1番のトレーニングは,実際に楽器を弾くことです。

しかし,楽器に触れない日や,調子が悪くスランプに陥っている時などに,このようなトレーニング器具を使ってみると自分の課題が浮き彫りになってきます。

10本の指の力が均等な人はほとんどいません。

誰しも力を入れるのが苦手な指があると思います。

器具を使ったトレーニングはそういった自分の指の弱点などを見つけるためにも有効な手段であると思います。ぜひ試してみてください。

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