ボタン式 VS 鍵盤式 アコーディオンはどちらを選ぶべき?

アコーディオン

アコーディオンは大きく分けると,次のような種類があります。

右手:ボタン式と鍵盤式
左手:ストラデラベースとフリーベース

※ストラデラベースは和音が鳴るタイプ,フリーベースは単音が鳴るタイプです。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

例えば,右手はボタン式,左手はストラデラベースという楽器もあれば,右手は鍵盤式,左手はフリーベースという楽器もあります。

私が使っているのは,右手が鍵盤式で左手がストラデラベースです。

おそらくこのアコーディオンが最も一般的な組み合わせですが,アコーディオンという楽器を知れば知るほど,右手がボタン式の楽器に興味がそそられます。

ボタン式のアコーディオンとは,このような楽器です↓↓

今まで見たことのない楽器,どこかタイプライターを思い起こさせるような風貌をしています。

A君
A君

ボタン式のアコーディオン弾いてみたいなぁ。初心者でも大丈夫かな?

TETSUYA
TETSUYA

興味をそそられますよね。ボタン式のアコーディオンと鍵盤式のアコーディオンのメリット,デメリットを比較していきましょう。

鍵盤式アコーディオン

メリット

1. 鍵盤楽器経験者は指の運びが分かるので,コツを掴むまでが早い

アコーディオンを独学してみた経験談でもお話していますが,練習が進めば進むほどピアノとアコーディオンは全く別物の楽器だな,と思いました。

しかし,全くのゼロからスタートしたときを考えると,ピアノの経験が活きたと思います。

それは,私が鍵盤式のアコーディオンを選択したからです。

ボタン式を選択していたらもっと弾けるようになるまでに時間がかかっていたかもしれません。

右手の指の運びは大体分かるので,左手のベースボタンや蛇腹の操作に意識をより多く向けることが出来ました。

2. 教本が豊富にある

鍵盤式のアコーディオンは,ボタン式に比べると教本を手に入れやすいです。

小さな楽器店でも,1冊2冊は置いてあると思います。

今はインターネットが発達しているので,全国どこにいても同じように買い物が出来ることを考えると,もはやそこまで大きなメリットではないかもしれませんね。

デメリット

1. 楽器が大型である

鍵盤型アコーディオンは,音域を確保するために鍵盤の数を増やすと,楽器を大きく作らざるを得ません。

持ち運びしづらくなるため,せっかくのアコーディオンの良さである携帯性が失われてしまいます。

TETSUYA
TETSUYA

鍵盤が41鍵もあると,リードの数も増え,楽器本体の重さは約10kgを越えます。

ボタン式アコーディオン

メリット

1. 小さい楽器でも音域を確保出来る

ボタン式は鍵盤式と比べて1つの音に対して割り当てられた面積が狭く,狭い範囲に多くの音を並べることが出来ます。

よって,小さな楽器でも鍵盤式のフルサイズと同じ音域をカバーすることが出来るのです。

お年寄りや子供でも,音域が広い楽器を演奏出来るのはとても良いですね。

移動量が少ないため,手が小さくても演奏に影響がないことも魅力的です。

2. 転調しやすい

ボタン式の配列は,隣り合うボタンの音がどこでも同じ関係になるように設計されているため,指の形を変えずに転調することが出来ます。

例えば,Cメジャー(ドミソ)とDメジャー(レファ#ラ)などのメジャーコードを弾くときに押さえるボタンの形は全て同じになります。

非常に合理的なシステムです。

TETSUYA
TETSUYA

転調したいときは,横にスライドさせるだけで転調出来ます。ピアノでは考えられない…

デメリット

1. 配列の選択肢が多い

鍵盤式は白鍵と黒鍵が並んでいるおなじみの配列で統一されていますが,ボタン式は配列にも種類があります。主なものは以下の3種類です。
・Cシステム(イタリア)
・Bシステム(ベルギー)
・バヤン式(ロシア)

外見はあまり違いがないように思われますが,配列は全く異なります。

つまり,最初に選ぶ楽器によって,今後弾くことが出来る楽器が限られるということです。

どの配列が優れているという違いはありません。
その証拠に,どの配列にも採用しているプロの演奏者がいます。(日本ではCシステムが普及していますが,Bシステムを採用しているプロもいます)

TETSUYA
TETSUYA

教えてくれる師匠がいれば同じ配列の楽器を使えば良いですが,独学でボタン式アコーディオンを習得しようとすると,この配列を決めるのは少々勇気がいるかもしれません。

2. 運指の選択肢も多い

私はボタン式アコーディオンに興味はあったのですが,この理由で今は保留にしています。

教本によって運指が全く違うのです。

ピアノは楽譜によって指示された運指が違ったりするのは良くあることですが,基本理念は変わりません。

しかし,ボタン式アコーディオンの場合は,5本指全てを使うパターンや親指以外の4本を使うパターンなど,基本から異なる運指が存在します

この教本通りに練習する!という強い意志を貫かないと,基本がブレブレになります。

3. 中古楽器の値段が鍵盤式に比べて高くなりやすい

これは専門店での購入を考えている場合は,そこまで顕著ではないですが,オークション等で手に入れようとしている人にとっては痛手です。

流通している数も鍵盤式の楽器に比べれば少ないので,なかなか手に入れることは難しいです。

独学の初心者はどちらを選ぶべきか

どちらにもメリットはありますし,デメリットもあります。

また,鍵盤式アコーディオンで作曲された曲は,鍵盤式の方が弾きやすいですし,ボタン式で作曲された方は,やはりボタン式の方が弾きやすいです。

ボタン式の曲は,フランスのミュゼットやシャンソン系に多いです。

よって…

ミュゼットやシャンソン系の曲を弾きたいのであればボタン式
クラシックやポピュラー系の曲を弾きたいなら鍵盤式

にするのが,1番幸せになれる選択ではないかなと思います。

TETSUYA
TETSUYA

あくまでも私なりの考え方を述べました。
結局は自分で「これがいい!」と決めたものが1番いいものです。

もしボタン式を選ぶならCシステムをおすすめします。

使っている人が多いので,参考にしやすいです。

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