
アコーディオンって独学で弾けるようになるものなの?
教室に通わないと無理??
アコーディオンに興味を持って弾いてみたいなと思っても,ちゃんと弾けるようになるのか気になると思います。
そこで今回,未だに誰からも習っていない完全独学状態の私が,今までアコーディオンを練習してみて思ったことをまとめておきます。
良かったことも,悪かったことも包み隠さずお話します。
1.楽器の確保が少し大変だった。
楽器を手に入れる方法は,こちらの記事を御覧ください。
かなり調査して色々考え抜いた結果,この記事で書いたような方法が一番コスパが良いという結論に至りました。
楽器を始めるっていうのは,やはりお金がかかることだと思います。
社会人ならある程度お金は確保出来るかもしれませんが,当時は貧乏学生でお金がなかったので綺麗事だけでは無理だなと思っていました。
実際に楽器を手に入れてみて感じたのは,
「今手元に5万円あるなら,とりあえずアコーディオンは始められる」ということです。
とりあえず5万円準備しましょう。
2.ピアノの経験は活きたけど,やっぱり別物の楽器。
私はピアノを持ち歩きたいという思いからアコーディオンに目をつけました。
実際に練習して思ったのは,「最初のうちはピアノの経験が活きる,でも練習するに従って別物の楽器になっていく。」ということです。
始めたての頃は鍵盤楽器の経験が活きるかも…
アコーディオンには鍵盤タイプとボタンタイプの楽器があります。

https://excelsior-acc.jp/
鍵盤式アコーディオン

https://excelsior-acc.jp/
ボタン式アコーディオン
鍵盤式アコーディオンを選択すれば,始めの頃はピアノやキーボートといった鍵盤楽器の経験が活かせます。
経験者でなくても,鍵盤式の楽器のほうが安い中古がたくさん出回っていますし,情報も多いです。
ボタン式とピアノ鍵盤式のどちらを選んだ方が良いのかはこちらを参考にしてみてください↓↓
練習を始めて,少しずつレベルが上がるにつれて,ピアノとは別の技術が要求される楽器なんだなと実感します。
期間でいうと1日2〜3時間の練習を始めて1ヶ月後ぐらいです。
私はピアノ経験者でしたが,アコーディオンの技術という点においては,特にプラスにはならなかったかなと思います。
確かに始めの練習はしやすいですが,それは「この鍵盤を押せばこの音が鳴る」ということを知っているからです。

アコーディオン弾けるようになったのはピアノやってたからじゃないの?って言われることありますが,この程度のメリットしかないかなと思います。
3.初心者レベルでも人に楽しんでもらえる。
私はバイオリンも数曲なら弾けるのですが,正直に言って人に聞かせて喜んでもらえるレベルでは無いと思います。
これは私のセンスが無いこともありますが,楽器の特性も関係していると思っています。
アコーディオンは初心者でもたくさんの音が出せる
バイオリンなどの弦楽器やサックスなどの金管楽器は単音楽器といって,和音を出すことが出来ない楽器です。
このような楽器は1音1音の美しさが勝負なので,センスが無い人の初心者レベルの人の演奏は酷くて聞いていられないです。(私のことです…)
それに対してアコーディオンは,右手で簡単なメロディーを弾ければ,左手のボタン1つで和音を出して伴奏をつけることが出来ます。
少し練習すれば,みんなが知っているような曲を1人で奏でることが出来る楽器なのです。

メロディーはもちろん和音を出すことが出来るので,アコーディオンを知らない人が聞けばすごく難しい演奏をしているように見えます。
もちろん,極めようと思うとどんな楽器も難しいのは当たり前ですが,アコーディオンは初心者のうちから人に楽しんでもらえるので,モチベーションが保ちやすいと思います。
結論:アコーディオンは独学しやすい楽器
楽器の入手が他の楽器に比べたら難しめだったりしますが,私の経験からアコーディオンは独学で練習していける楽器だと思います。
独学出来る楽器について考察した記事もあるので,そちらもご覧ください。
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